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クラス分けについて

来週は札幌での大会があります。

福祉関係者で観に行きたいという人がいたので
ちょっとだけイスバスについての内容で。

クラス分けについて。車椅子といっても障害の程度はさまざま。
そのため 障害の重い人同士、軽い人だらけなどチームに偏りが出ないように
障害の重い順から1点、軽度で4.5点までクラスを決めて
チーム14点以内で、というルールがあるんです。
健常者で5点、みたいな。

詳しくすると・・

1.0 腹筋・背筋の機能が無く座位バランスがとれない状態。
  背もたれから離れたプレーはできません。
  体幹の保持やバランスを崩して元の位置に戻す時、上肢(手)を使います。
  脊髄損傷では第7胸髄損傷以上の選手。

2.0 腹筋・背筋の機能がある程度残存している為、前傾姿勢がとれます。
  ボールを受けたりパスしたりする方向に体幹の上部を向けることができます。
  脊髄損傷では第10胸髄から第1腰髄損傷までの選手ですが、残存能力には個人差があります。

3.0 下肢にわずかな筋力の残存があり、足を閉じることができます。
  第2腰髄から第4腰髄損傷の選手及び両大腿切断者で断端長が2分の1以下の選手です。

4.0 股関節の外転を使って、少なくとも片側への体幹の側屈運動ができます。
  第5腰髄以下の選手及び両大腿切断で断端長が3分の2以上の選手、
  また片大腿切断で断端長が3分の2以下の選手です。

4.5 片大腿切断で断端長が3分の2以上の選手や、ごく軽度の下肢障害を持つ選手です。
  両側への体幹の側屈運動が可能です。

なので、選手同士の会話でも「あの人何点選手?」っていうのが
結構でてくるし、それで大体の障害の状態がわかります。

このクラス分けには認定区分の調査員ように、クラスファイアーがいます。
講習会やテストに合格した人だけができる専門の人たちです。
ハダーズのマネージャーの中にも一人います!

この前旭川でやった大会はオープン大会だったので
クラス関係なく行われたものでした。

会長杯まで練習あと2回。
優勝するぞ~!!!!!!

クラス分けについて_e0156132_2228668.jpg

by biroism | 2010-05-14 22:28 | 車椅子バスケットボール
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