それは突然の出来事だった。
元職場の先輩・ちびママから、昨日メールがきた。 彼女は施設の中でも一番介助量の多い人だった。 体はとても小さく、骨は少し手が当たっただけで折れてしまうくらいもろかった。 彼女の体に触れるのが許されるのは、彼女が許した人だけ。 そのため自信をなくして辞めていく職員も多かった。 どんなに慣れている人でも 彼女をケガさせてしまうことが何度とあった。 しかも彼女は平気で職員を罵倒し傷つけた。 けど、ポエムが好きで彼女自身とてもこころのもろい人だった。 好きな職員によくポエムを書いてくれたり、夜勤中にお菓子やジュースをくれた。 腰が痛い、頭が痛いなんていった日には、シップや痛みどめをよくくれたね。 そんな彼女が昨日肺炎のため亡くなった。 12月29日 彼女からの着信があった。 私は出ることができず、その後かけなおすこともせず とても今後悔している。 そこの職場を辞めてからも よく彼女からの相談を受けたり、外出のお手伝いをさせてもらってた。 かんばす主催の花見やDPI大会では本当に仲良くさせてもらった。 去年の障害者アーティスト団体主催のクリスマスでは彼女の念願が叶い、 彼女の詩にマックスというアーティストが曲をつけてくれた。 本当に嬉しそうだった。 今まで「死にたい」「いなくなりたい」「だれか殺して」なんていってた彼女が 生きがいをみつけて輝きだした矢先だった。 今まですっと信頼してくれてありがとう。 こんな私でも誰かのお役にたてることができるんだって、思うことができた。 ご冥福をお祈り致します。
by biroism
| 2010-01-07 23:54
| ぶっちゃけ日記
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